コインチェック盗難事件(580億円分のXENが盗まれた事件)で落ち込んでいませんか?そして、XEMコインをもう手放ししたほうがいいと考えている投資家は増えているのではないでしょうか?まず、XEM/NEMのことをしっかりと理解してからあらためて考えましょう。
ネム(NEM)の特徴
New Economy Movement(新しい経済活動)を意味しており、金銭的な自由と平等、分散、連帯感の原則のもと新しい経済活動を起こすプロジェクトとして始まりました。
10秒でNEM/XEMの基本が理解できる
➢ NEM(ネム)はビットコインの持つ欠点を補う形で開発されたブロックチェーン技術の名前
➢ XEM(ゼム)は、NEM(ネム)というブロックチェーン上における根幹となる仮想通貨のこと
➢ NEM上では他のアプリケーションとの統合がしやすい
➢ NEMの開発者たちが作った「mijin」というブロックチェーン技術と、NEMとの提携にも注目
➢ NEMやmijinは「カタパルト」と呼ばれるアップデートでさらに機能が追加される予定
➢ 仮想通貨XEMではビットコインのように「採掘(マイニング)」ではなく「収穫(ハーべスティング)」と呼ばれる
➢ 「ハーべスティング」は「マイニング」と異なり、PoIという方法で冨に偏りが生じないよう工夫されている
➢ 仮想通貨XEMはNEM広く応用されることで大きく上昇する可能性があるも、いつになるかは読めない
公式サイト | http://nem.io/ |
最大供給量(分配済) | 8,999,999,999 XEM |
コンセンサスアルゴリズム | Proof of Importance(EigenTrust++) |
https://www.nem.io/NEM_techRef.pdf | |
取引所 | Coincheck,Zaif,poloniex,Bittrex 等 |
mijinとカタパルト
ビットコインの生みの親である中本哲史によって発明された「ブロックチェーン」技術。それを誰もが簡単にプライベートP2Pネットワークとして利用できるように開発された汎用プラットフォームがmijinです。
自社内、もしくはパートナー間でのみ利用可能な「Permissioned Blockchain」環境を構築できるため、「ゼロダウンタイム」というブロックチェーンの恩恵を得ることができるだけではなく、圧倒的なセキュリティレベルと高いパフォーマンス、そして大幅なコスト削減を実現します。
mijinの名は、忍者の武器である「微塵」に由来します。3本の鎖に分銅がついたこの武器は、敵を「微塵」に打ち砕くことからそう名付けられました。mijinは、既存のデータ管理インフラの常識とコスト構造を打ち砕きます。
金融機関から個人デベロッパーまで、全ての人にブロックチェーンの力を!
詳細:http://mijin.io/about-mijin
NEMのカタパルトは、NEMの機能を向上させる大型アップデートとほぼ同じだと捉えてください。カタパルトによってNEMの機能が大幅に向上することが期待されています。単なるアップデートと言うだけでは収まらないため「カタパルト」という表現も使っている用です。とにかくインパクトがあります。
処理速度の向上
仮想通貨の種類 | 処理速度 |
ビットコイン | 7~14件/秒 |
イーサリアム | 15件/秒 |
リップル | 1,000~3,000件/秒 |
NEM(カタパルト後) | 3,000~4,000件/秒 |
※mijinでの処理速度。最新の実証実験では、平均3000件/秒、最高4142件/秒というものすごい処理速度を実現しました。
送金処理が優れていると言われているリップルの2~3倍の処理速度になるわけですから、どれほど早いのかある程度イメージができるかと思います。また、クレジットカードで世界一の処理能力を持つVISAカードが4,000~6,000件/秒の処理速度ですから、もはや仮想通貨を超えてクレジットカードの処理速度の領域にまで踏み入れてしまうことも言えてしまいます。
アグリゲートトランザクション
カタパルトでもう一点注目していただきたいポイントが、「アグリゲートトランザクション」というものです。詳しく説明するとかなり長くなってしまうのでざっくり行ってしまうと、個人間での仮想通貨などのやり取りにアグリゲートトランザクションを利用すると第三者の仲介役となってくれることです。
さらに端的に言うと、イーサリアムの特徴でもあるスマートコントラクトがNEMでもできるようになるということです。
※今のところ、ネム(XEM/NEM)へのカタパルトの実装は2018年と言われています。
PoI(プルーフオブ・インポータンス)
前述の通り、NEMはビットコインのもつ欠点を改善する形で登場しました。その中の1つに採掘方法があります。
ビットコインがマイニング用いるPoW(プルーフ・オブ・ワーク)には以下のような問題点があります。
- 多くの資本力を必要とする計算力がカギとなるため冨に偏りが生じる
- 大量の電力を必要とする
PoWは「Proof of Work」と言われるだけあってその仕事量に応じてビットコインを報酬として受け取れる仕組みです。
この意味では健全なものなのですが、その仕事をこなすのに多くの計算力(PCや電力)を必要とします。それゆえに資本力のある者が有利となってしまい、結局お金持ちがさらにお金持ちになるだけという傾向があるのです。
この冨の偏りを避けるために登場したのがNEMのPoI(プルーフ・オブ・インポータンス)。アカウントに持っている仮想通貨の残高や、アカウントが処理している取引ボリュームに応じてハーべスティングを行う権利が決定されます。アカウントが処理する取引が多い(=貢献度が高い)ほど、ネットワークにとっての重要性(Importance)も上昇するという考え方です。
普通のPCでもハーべスティングに参加することができ、大量の電量も必要としません。
NEMのハーベスティング(収穫)
ビットコインのマイニング(採掘)にあたるものが、NEMのハーベスティング(収穫)と呼ばれるものです。
「世の中のNEMの取引を、ハーベスティングしている方が承認。承認した見返りに、NEMをもらえる」
そんなイメージです。
仮想通貨を一度でも送金した方はわかると思いますが、取引きが実行された場合、「承認待ち」というステータスになり、承認されたら実際に取引きが成立する流れ。中央管理体がない種類の仮想通貨は、世の中に分散されたコンピューターの力で助け合って、その承認作業をやっています。
技術的に難しいことは詳しい方にまかせますが、NEMでは承認作業は自動。しかも、パソコンをオフにしてても可能なので、放置で小銭、小NEMがふってくるというおもしろい仕組みです。
NanoWalletで「10,000XEM以上を保有」するだけで、「何もせずにネムをもらう」ことができます!
※NanoWalletはココからダウンロード:https://nem.io/downloads/
するのに10,000XEM XEM必要ですので、 あれば が可能です。
XEMを保有し続けていい?
今後は、コミュニティの盛り上がりとカタパルトの実装時期がポイント
ネム(XEM)は、2月11日から22日の間に、ネムを中東市場に普及させることを目的とした一連の重要な会議を予定しています。もしこの会議が功を奏した場合、XEMは、特にUAEの幅広い企業に採用され、そのプロセスで大幅に価値が上がることが見込まれます。さらに、2月22日にもネムはドバイで会議を行う予定で、この会議ではイスラム銀行システムに焦点が当てられる予定です。
ネム(XEM)の特徴は、速い取引スピード及び、高い安全性にあるため、2月22日の会議以降にイスラム銀行システムを採用する銀行が、ネムを使用し始めるのも容易に想像できます。
ネムは中東だけではなく、南アメリカでも大きく躍進を遂げています。
ネム(XEM)は、コロンビアのSynergyCryptoAdviserとの提携を発表し、その提携規約によるとSynergyCryptoAdviserが、南アメリカ地域全地域の投資家や開発者に対してXEMの認知度を高めていく主旨が記載されています。そして、この認知度の向上は、将来的にXEMに多大な需要をもたらすと考えられています。
南アメリカ地域が、ブロックチェーン関連の商品において未だ未開拓で巨大な市場であることを考慮すると、ネム(XEM)の価値が理解され次第、数ヶ月間で100%上昇しても驚くことはありません。
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